私のお気に入りのカメラ Fujifilm X-Pro2 について書きます。
釣りを趣味とする人は、魚を釣るプロセスを楽しむと思います。
ですので、カメラを趣味とする人にとって 写真を撮るプロセスを楽しむことは重要です。
古いフィルムカメラをたまに使うと、デジタルカメラでは味わえない楽しみがあります。
古いフィルムカメラは電気ではなく歯車やバネの力で動くのですが、
ダイヤルやシャッターの機械的な操作やフィーリングがたいへんよく、
撮影というプロセスを楽しむことができます。
このような機械的な手応えは、デジカメで犠牲にされていたものでした。
X-Pro2は失われた精密機械の手応えを楽しむことができるカメラです。
オールドスタイルのカメラは様々ありますが、X-Pro2はデザインだけではありません。
操作フィーリングの完成度がピカイチです。
操作することが楽しくなるよう、シャッター、軍艦部のダイヤル、光学ファインダーやグリップ、それらの配置場所、手応えなどなど、色々な工夫が凝らされています。
シャッター音、ダイヤルトルク、ボタン配置、クリック感に至るまで設計されており、
使えば使うほど惚れ込んでいきます。
さらに、このカメラの素晴らしいところはデジカメの操作性も一級品であるところです。
設定はストレスなく変更でき、あらゆるレスポンスも良好です。
一昔前のデジタルカメラからは考えられない高画質と相まり、
このカメラで撮影できないものは無いのではないかとさえ思ってしまいます。
富士フィルムの技術者は、デジタルカメラと精密機械のカメラの双方について
おおいに研究したものと推察されます。
Fujifilm X-Pro2はエレクトロニクスと機械を極めて上手に融合させた
すばらしいカメラと言えるでしょう。
といつことで、X-pro2はこんな人にオススメです。
カメラを機械として愛したい人。